冬の道東旅 - もうすぐ廃止の札沼線編 -

Gian(ジャイアン)

2020年03月10日 19:03



北海道最終日の朝、目が覚めて外を見ると雪が結構な勢いで降っています。
昨日の予報では北海道は暴風雪と言っていたのですが、どうやら予報通りらしい。

飛行機が欠航になった場合に備え、函館経由新幹線で帰る場合の時間を確認します。
昼過ぎに札幌を出れば自宅まで帰れるので、予定通り9時のライラックで札幌へ向かう事にしました。



その前にまずは腹ごしらえ!
バイキング開始5分前に行くと、10人ちょっと並んでいました。
もっと混んでいるかと思ったのですが、コロナウイルスの影響なのか空いています。



私の場合、必ず朝食はご飯(ライス)です。
思ったよりもオカズは少なかったのですが、リーズナブルな場所なので仕方ないですね・・・
最期にOMO7で有名?な、ワッフルを食べました。
私のようにデザート好きな方はココの朝食は大喜びだと思います。
(写真を息子に送ったら、息子は羨ましがっていたそうです)



旭川駅には早めに着き、鉄分が濃い私は列車を撮影します。
特急宗谷が遅れていたので、撮れなかったのが少しだけ残念!
旭川を出た時は比較的空いていましたが、深川や岩見沢などで乗って来られる方も多く札幌へ着く頃には満席でした。



札幌に着く頃には雪、風ともにかなり強くなりました。
札沼線内で食べるお弁当を買ってホームに行くと、暴風雪の影響でパンタグラフが架線からはみ出して?・・・とのアナウンスがあり列車が遅れています。
遅れていた列車に乗ると途中の「あいの里教育大」駅で、20分の停車。
列車の遅れで交換列車が遅れているらしい。

この間に、駅で5000円札を両替して貰います。
(札沼線の石狩当別から先はワンマンなので、5000円札は使えないのに最後の1000円札を弁当に使ってしまったのです)
この時に、ワンマンで使う旨の話をしていたのですが、その時に石狩当別から先に行く列車には間に合わないかもしれないと言われていました。
しばらくして、その駅員さんが車内に来ると「石狩当別始発の列車はこの列車を待って発車する」と教えてくれました。
(わざわざ、教えて頂いてありがとうございます♪)



石狩当別ではキハ40 2輌が待っていました。
廃線まで3か月を切っていますが、連休なので乗鉄を当て込んでいるのでしょうか?
確かに沿線には撮鉄さんの姿をチラホラ見かけます。

定刻より20分ほど遅れて浦臼へ到着!
私の持っている切符では桑園までしかないので、桑園から浦臼までの料金を払おうとすると「それドコ?」と言われてしまいました。
私は「クワゾノ」だと思っていたのですが、「ソウエン」と読むのですね。
後ろに居た方が「ソウエンじゃね?」と教えてくれたので、気が付きましたがハズカシー。
因みに一時小樽の会社で仕事していた”かみさん”に話すと、「ソウエン」である事を知っていました。
しょせん内地の人間なのですね・・・

折り返し時間まで余裕があるので、折り返しの石狩当別行きはほぼ定刻の発車でした。



駅により雪や風の強さがかなり違うらしく、この駅では駅名標の下側に雪がビッシリ着いています。
この辺りから、新千歳空港の状況を確認しはじめたのですが、早朝の便を除いて順調に飛んでいるらしい。



札幌へは定刻に到着。
札幌駅に有る幌加内そばを食べたかったのですが、列車の都合がありホーム上にある立食いそば屋さんにします。
でも、気温が低いから暖かい蕎麦は立食いでも十分に美味しい。

食べ終わるとスーパー北斗の発車時間ギリギリなので、自由席に乗り込む。
発車間際でしたが窓際の席をなんとか確保できました。

このまま函館北斗まで行き新幹線で帰りたいのですが、LCCには敵いません。
(ごめんねJR北海道)

新さっぽろを過ぎた頃に検察に来た車掌さんが、「このまま函館まで乗りますか?」と声をかけてきました。
私の切符は南千歳までなので、それよりも先に行くか聞きたかっただけなのですがドキッとしました。

南千歳でエアポートライナーに乗換て、ついに新千歳空港へ着いてしまった。
もう旅が終わってしまう・・・



かみさんと息子、仕事場にお土産を購入。
息子からリクエストがあった”白恋”に加え”アポロ”も買うと、息子あはアポロを気に入ったようでスグに食べてしまった。
道内のニュースで観光客減少が理由で”白恋”を生産停止したと聞きましたが、空港もかなり人が少ない。
私が北海道に来た時より、状況が悪化してしまったようです。



飛行機に搭乗する前に北海道の味を楽しみます。
雪印パーラーのソフトクリームは美味しかったけど、ちょっと温度が低くてスグにも溶けちゃいそうだったのが残念。

飛行機に搭乗すると、翼の雪を落とすために2~30分遅れてしまう。
この遅れは大きく、3分差で京成のアクセス特急に乗れず!
次の特急はスカイアクセス線と通らないので、30分程度も時間が余分にかかってしまった。

「その分、北海道旅の余韻を楽しめる」「と考える事にしました。


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