最近はあまり釣りをしない事もあり、持っているのはオールドタックルばかり。
ダイワ ファントム561MFもその一つで、今から35年ほど前に買ったバスロッドです。
当時はこの竿１本で全てのルアーを投げていました。
最近のミディアムアクションは棒のように固いですが、この竿は柔らかいので軽いルアーでも投げる事ができたのです。
（この竿はグラスなので、カーボンとの違いもあるのかもしれませんが）

また、この竿はグリップが樹脂なので油が染み出てくるのか？ベタベタになってしまいます。
使う前に洗えば使う事はできるのですが、そんな事もあり最近は実戦で使っていません。

しかし、去年鱒レンジャーを買ってベイトフィネスでもしようと思っていたら、もう軽いルアーを投げれなくなっていました。
（最近、投げる回数が減ったうえにスピニングに頼っていたからです）



そんな事も有り、初心にかえり今年はベイトの練習からし直す事にしました。
その練習に選んだ竿が、使い慣れたファントムです。
因みにビル・ダンスさん全盛の頃でした。

でも、グリップがベトベトするので、この機会に治す事にしました。



グリップを分解したらキャンプ用のアルミポールに、ロッド固定用の穴をあけます。
それが終わったら、ヤスリ掛けしてサフェーサーを塗り、ブランク色に近いレッドブラウンを塗る。
塗装が終わったら、塗装保護のウレタンコートを塗ります。



ウレタンコートが乾いたら、ロッドに固定します。
しかし、ここでリールシート固定用のスプリングを入れ忘れていた事に気がつき、また分解するハメに・・・



やっとグリップの作業に入ります。
最近、この方式ばかりですがバルサ材を張り合わせて、グリップ部に接着！



そしてエンド部も同じように接着します。
今回、実験的にエンド部は下巻無しで接着してみました。

また、すでにお気付きと思いますが、シングルハンドロッドからダブルハンドロッドになりました。

接着剤を乾かす時間もあるので、今日の作業はココまで。
22日に発売された「バーサス魚紳さん」も買ってあるので、これから読みます♪