そのキャンプ場は私がはじめて北海道遠征した時に、記念すべき１泊目の地としてに選んだ場所でした。
キャンプ場の管理人さんに「朝方は氷点下かも？」と告げられ、「9月なのに氷点下？」と北海道遠征初日から自然の厳しさに直面したのです。
だからなのか、休日でしたが適度に空いてて、とても良いキャンプ場でした。
その日は私の誕生日だったので、松坂牛のステーキとワインで寂しく祝ったのです。
朝方は冷えたけど、それほどは寒くなりませんでした。
ただ、大雪山はこの日雪が降ったそうです。

数年後、そのキャンプ場にもオートサイトが出来たと聞いたので行ってみました。
オートサイトの草はかなり長い状態でしたが、フリーサイトと同じ350円？（記憶で言っています）と言う破格の安さなので利用しない手はありません。
しかも、オートサイトが出来た事が知れ渡っていないのか、オートサイトは私だけの貸し切りです。
案内板も無かったような気がするので、気がつかない方が普通なのかもしれません。

夕食はレトルトカレーにしたのですが、なんとテントの中で生卵をぶちまけてしまいました。
でも、予想外にキレイに拭き取れたので、ラッキー！

コッヘル等を洗いに炊事場へ行ったついでにトイレへ寄ろうとしたのですが、トイレにたどり着けません。
たどり着けない理由はスグに分かりました。
トイレが無いんです！
以前、来た時はソコに有ったトイレが、建物毎無くなっていました。

事前に「トイレが故障している」と聞いてはいたのですが、まさかトイレが建物毎無くなっているとは思わなかった。
仕方なく、500m程離れた湖畔のトイレまで歩いて行きます。
そのキャンプ場の周辺には「羆出没注意」の看板が立っていて、現に羆が出没して何度か閉鎖された事もあります。
私は感覚が麻痺しているので夜でも怖さは感じませんでしたが、中にはとても怖い思いをされた方がいるのかもしれません。

ただ、私は大のコーラ好きなので昼夜を問わずかなりトイレが近い方なので、トイレに行くのが面倒でした。
因みにトイレはスグに建て替えられたと聞きしましたので、トイレで困った方は多くは無いのかもしれません。

ただ、残念な事にオートサイトは１～２年後に閉鎖されてしまいました。
オートサイトの維持管理が手間だったのか？
それともマナーの低下が有ったのか？
理由はわからないのですけどね。