GWの「星に手がとどく丘キャンプ場」 14年前に行った時は・・・

14年前、初めてGWに北海道へキャンプ遠征に行きました。
夏場に何度か北海道遠征をしていたのでGWも全く問題ないと思っていたのですが、行ってから北海道の厳しさを知る事になります。
この時、最初のキャンプ地は「かなやま湖畔キャンプ場」の予定でしたが、雪解けが遅いとの理由でオープンしていません。
どうしようか考え、「星に手がとどく丘キャンプ場」に行く事にしました。
最近はこのキャンプ場は予約が取り難くなってしまいましたが、この頃はGW中でも予約なしで利用する事が出来たのです。
しかも、ガラガラの状態でとってもゆっくりできました。

各サイトには専用の炉がありましたが、全く使った形跡が無く炉の中は芝が生えています。
もしかすると、この年から炉が設けられたのでしょうか?
しかもテントの方は少なく、利用されている方の多くはキャンピングカーでした。

この時、すでに羊も居ましたが朝方の放牧はありません。
場内に若干の残雪はありましたが、サイトは全て除雪されていました。
この日はとっても暇だったので、私も羊に餌をあげます。
羊は腹ペコなのか、いつもそうなのかわからないのですが、とてもガツガツと餌を食べる。
そして、餌が無くなると「もっとくれ~」と言わんばかりに「エ~」(私には「メエー」と聞こえませんでした)と大きな声で鳴くのです。
すると、その声に引き寄せられてお子さん連れが来ると、羊は”30過ぎで餌をくれそうもないおじさん””から”餌を確実にくれそうな子供たち”にターゲットを切り替えました。
それを合図にテントへ戻り夕食を作ります。
時折羊や鳥の鳴声が聞こえるだけで、とても静かな時間が流れます。
夜は静かなに焚き火を楽しめると思っていたのですが、陽が落ちると急に寒くなる。
焚き火していたので最初は良かったのですが、次第に寒さが厳しくなり早々にテント内へ避難して読書します。
それでも寒いので、アルミボトルにお湯を入れ湯たんぽ替わりに使います。
朝の4時頃、近くで慌てて撤収する音で目が覚めます。
あまりの寒さに我慢できず撤収するのでしょうか?
理由はわからないのですが、そう思うくらい朝方は冷え込んだのです。

その後、羅臼に行ったのですが熊の湯正面にある「羅臼温泉野営場」の入り口はこんな状態で中に入る事はできません。

そして、結氷している然別湖を見てダメ押しされました。
今年のGWは10連休なので、北海道遠征のチャンスです。
でも、一人で10日も北海道に行けないので、今年のGWは近場で楽しみます。
今度GWに北海道を訪れる時は思う存分楽しみます♪