北海道にあったピラミッド ハヨピラを訪ねて

2005年の5月4日、私はかつて北海道平取に有ったと言われるピラミッドの頂上に立っていました。
当時、すでに訪れる人も無く荒れ果てていましたが、頂上からは脇に流れる沙流川と上流の二風谷ダムが見える。
織田信長の居城であった岐阜城を思わせる景色です。

この地は”ハヨピラ””と言いアイヌ語で「武装した崖」を意味するそうです。
元々は海の向こうからやって来る敵から身を守るチャシとして作られ、その後は狩猟技術伝承の場であったようなのですが詳しくは分かりません。
海の向こうからやって来る敵とは和人だったのでしょうか?それとも露や米などの欧米人だったのか。
それとも、オホーツク人だったのか。

鎌倉時代に源頼朝に追われた義経一行が立ち寄ったと言われる義経神社。
義経は蝦夷地の福島に渡った後に海岸を北上して平取のアイヌ集落に落ち着き、そこで農耕や舟の製作法などを教えたとの言い伝えが残っています。
アイヌからは”ホウガンカムイ”と慕われたそうです。
義経は””九郎判官””とも呼ばれ、あまりの人気の高さに、「判官贔屓」(ほうがんびいき)という言葉が残っています。
教科書には奥州平泉で最期を迎えたと書いて有りますが、本当のところはどうなのでしょう。

義経ゆかりの義経公園の案内看板の片隅にひっそりとハヨピラの文字があります。
私はそこへ行ってみました。

それと思われる場所近くに有った駐車場へ車を停め、1分も坂道を上るとそれは現れました。
アイヌの狩猟技術を伝授した場所として思っていたのとはちょっと違いましたが、特徴的な建造物が立っています。
出来た当初は階段とその両側は白く塗られ、近くを走る国道237号線からでもピラミッド状の構造物が見えたそうです。
さらに階段中央部には的なのかUFOなのか分かりませんが、円盤状の花壇に花が植えられていました。
今では花はありませんが、その痕跡は残っています。
1965年にハヨピラ公園として整備されたのですが、その後は訪れる人が減ってしまい私が訪れた2005年にはすでに廃墟となっていました。

理由は定かでは無いのですがハヨピラ公園として整備された時、ピラミッド状にするとともにUFOとの遭遇を求めるオブジェや壁画が追加されたようです。
海の向こうから来る敵とはUFOだったのでしょうか?
しかし、なぜここだけ塗料が残っているのでしょう。
もしかすると、最近このオブジェだけは整備されたという事なのでしょうか?

完成から40年ですが、この時はすでに階段の一部はかなり崩れていました。
この辺りは比較的雪が少ない地域ではありますが、厳しい自然環境と急斜面でコンクリートにも負荷がかかっていたのだと思われます。
危険なので途中から山の斜面を進みながら頂上へ歩を進めます。

さらに頂上へ進むと階段中央部に何やらオブジェが見えます。
近くまで行くとそれが、3本足のUFOである事に気がつきました。
しかも、さっきの壁画と同じ形のUFOです。
適当にオブジェを作っている訳では無いようなのですが、その理由は何処にも書いてありません。
因みに私よりも10年程前に北海道キャンプ遠征をしていた方に話を聞いたところ、その方が持っている地図には”UFO発信基地””と書いて有ったそうです。

さらに近くには航空機を思わせるオブジェもあります。
これは何を意味するのでしょうか。

この先はいよいよ頂上です。
遠くから見た時に頂上へ登るのは両側の斜面から登るのかと思っていました。
しかし中央部には入口があって、中には階段らしき物の陰が見が見えます。

入り口から内部へ入ると、中には階段だけがありました。
しかもかなり錆びていて状態が悪いので、ここから先はリスクが伴います。
もし崩れても大怪我しないよう、最初の数段だけ進んでみました。

進んでみたら思ったよりもしっかりしています。
それに上の方が比較的状態が良さそうなので、さらに進んでみる事にしました。
下の方は冬に雪が積もるから錆びやすいのでしょうか?
もし床が抜けても落ちないよう、両手でしっかりと手すりを掴んで登ります。
頂上についても天板が大丈夫か分からないので、天板に少しずつ体重を預けながら登頂。

頂上からの景色が冒頭の写真でした。
ハヨピラ公園がオープンした当時は多くの方が、この景色を楽しまれたのではないでしょうか。
もしかしたら、九郎判官もこの景色を観ていたのかもしれません。
北海道にはここ以外にも多くの義経伝説が残されていますが、義経はその足で北の大地を踏みしめたのでしょうか。
気になる所です。
≪ご注意ください≫
私が訪問した2005年でかなり危険な状態でした。
今は安全に行ける場所では無いと思われますので、公園の中には入らない事をお勧めします。
この記事へのコメント
2005年で荒れてる感じですから、
今はどうなっているのでしょうか?
岐阜城も行ってみたいですがここも行ってみたいです。
やっぱり、私は川が気になりますね。
今はどうなっているのでしょうか?
岐阜城も行ってみたいですがここも行ってみたいです。
やっぱり、私は川が気になりますね。
山猿さん、こんばんは♪
今はかなりヤバイ状態だと思われます。
私がもう一回行ったとしても、もう絶対登らないです。
岐阜城天守はもっと高いので、ここよりもかなり景色は良かったのでオススメします。
今はかなりヤバイ状態だと思われます。
私がもう一回行ったとしても、もう絶対登らないです。
岐阜城天守はもっと高いので、ここよりもかなり景色は良かったのでオススメします。
懐かしい、と思って改めて調べてみたらハヨピラ自体はアイヌの遺構だそうですが、UFOピラミッドを作ったのは宇宙友好協会と言う団体だとするブログがありました。(→どさんこカメラhttps://dosanko-camera.hatenablog.com/entry/2019/01/28/221821)
団体にいろいろ事情もあったようで、町が放置したのではないかと。
昔(1980年頃)、ハヨピラは北海道3大UFOスポットのひとつとして、旅人たちの間で3大秘湖とともに口伝えられたものでした。
私も北海道へ来てユースホステルで聞いたように思います。
上記ブログによると2019年には門から先は立ち入り禁止になっているようです。
入れない今となってはGianさんの内部写真は貴重ですね。
団体にいろいろ事情もあったようで、町が放置したのではないかと。
昔(1980年頃)、ハヨピラは北海道3大UFOスポットのひとつとして、旅人たちの間で3大秘湖とともに口伝えられたものでした。
私も北海道へ来てユースホステルで聞いたように思います。
上記ブログによると2019年には門から先は立ち入り禁止になっているようです。
入れない今となってはGianさんの内部写真は貴重ですね。
北海道まだまだ知らないところが沢山。
今年も行きたいけど・・・・。どうなるコロナ。
今年も行きたいけど・・・・。どうなるコロナ。
ORION さん、おはようございます♪
公園としてオープンした時は大々的宣伝していたようなのですが、結果的に来る人が少なくて閉園されてしまったみたいですよね。
一時は3大UFOスポットだったとは知りませんでした。
だから私の先輩が持っていた地図にはUFO発進基地って書いてあったのでしょうか。
やっぱり立入禁止になっているのですね。
あの崖は急で今いくとどんな災難にあうか分からないので、その方が良いと思います。
公園としてオープンした時は大々的宣伝していたようなのですが、結果的に来る人が少なくて閉園されてしまったみたいですよね。
一時は3大UFOスポットだったとは知りませんでした。
だから私の先輩が持っていた地図にはUFO発進基地って書いてあったのでしょうか。
やっぱり立入禁止になっているのですね。
あの崖は急で今いくとどんな災難にあうか分からないので、その方が良いと思います。
まさみるくさん、おはようございます♪
今の雰囲気だと夏も厳しいですね。
でも、収束したら反動で急激に観光する雰囲気になるかもしれません。
その時の日本と私の経済状況が怖いですけどね・・・
今の雰囲気だと夏も厳しいですね。
でも、収束したら反動で急激に観光する雰囲気になるかもしれません。
その時の日本と私の経済状況が怖いですけどね・・・